久々に更新してみる。
最近仕事が忙しく、趣味もヘッタクレもない時期が続きまして、さらにこれからもソレは続きそうな冬の入り口に佇む私。(意味不明
「ワンダと巨像」 を買いました。
「ICO」製作チームによる第2弾。ビュリホーなグラフィックと謎深いモノガタリのゲームです。そして中身はいたってシンプルで遊びやすく、かつヤリゴタエ満点です。
物語は本当にシンプル。余計なモノは一切省かれています。いうなれば、起承転結の承転だけみたいな感じです。
魂を失ってしまった少女を蘇らせるため、少年は巨像を倒す決意をした・・・。
巨象ではありませんょ。
内容は・・・少年(ワンダといいます。角はありません。)が、ひたすら巨像を倒しまくるゲームです。巨像を一体倒すごとに、対となる偶像(石像)が壊れる。すべての偶像を破壊することができれば、少女は生き返るらしい。
何がすごいかって、まぁ、ビュリホーなグラフィックは当たり前にすごいですね。美しい大草原やら険しい砂漠、山岳地帯を愛馬とともに駆け抜け、各地に点在する巨像どもに戦いを挑みます。「ICO」にあった微妙な閉塞感はまったくありません。兎に角広く、そして余計なものは一切なくすべてが大自然です。
そこにひっそりと暮らす巨像どもを倒すわけです。
この巨像との戦いがまたスゴイ。っていうか、巨像と戦う以外に何もしません。戦闘はすべてボス戦のみ。それも十数回。そしてその戦闘は例えるなら、人間vsゴジラです。ガメラもモスラもいます。そして武器は剣と弓矢。身長50倍の敵に対して、剣、弓、馬、または脚を駆使して戦うのです。
いやー・・・
愛ってすごいね。
常人ならその場で気絶しますし、マトモな人間なら脱兎のごとく逃げさりますよ。それほどの迫力を感じることができますのに、さらに立ち向かっていかなくてはいかんのです。ゲームだということを忘れて、「こりゃ無理だ。倒せないだろう。」と何度言ったことか。実際1時間近く奮闘したりします。巨像の一撃をまともに喰らうとたいてい死にますし・・・。
とにかく、スバラスィ~出来ですよ。「ICO」が究極の謎解きアクションRPGならば、「ワンダ」は究極の戦闘アクションRPGです。
そういう意味では、「ICO」とはぜんぜん違うモノです。「ICO」にハマったからといって、「ワンダ」にハマるかどうかはわかりません。
しかし、是非お勧めする一品であります。
以上~